先日、レコード会社のご担当の方から声を掛けて頂き
若き天才ヴァイオリニスト、レイ・チェンさんのリサイタルを観てきました!
内容はレイ・チェンさんが、バッハに挑むということで、
バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ」でした。
始まると、もちろんたった一人きりで彼はステージに登場し、
ヴァイオリンを掲げたかと思うと、ごくごく自然に演奏を開始しました。
その演奏は・・・
本当に素晴らしかったです。
ステージは本当にシンプルなものだったのに、
オーバーな表現ではなく、ヴァイオリンを弾く彼の後ろに
本当に四季折々の自然や、様々な風土が立ち上がってくるかのようでした。
たったひとつのヴァイオリンから、信じられないくらい多層的な音が
奏でられていたことが、僕にそういうビジュアルを
想起させたのだと思いますが、それにしても想像以上でした!
何故だか僕は、演奏を聴きながら
多くの人が大好きな映画「ショーシャンクの空に」の中で、
僕がもっとも好きなシーンである、主人公アンディが
刑務所内でオペラ「フィガロの結婚」を流すシーンを思い出したりしていました。
その音楽を知らなくても、良い音楽や演奏は
人の心それぞれに、必ず良い何かを思い起こしてくれるいう事実を
目の当たりに出来たように感じたからだと思います。
レイ・チェン
来日記念盤となるアルバム「ヴィルトゥオーゾ」は
絶賛発売中です。
(詳しくは以下のサイトをご覧下さい)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/raychen/index.html
本当に凄い世界を観させてもらいました!
興味のある方も、そうでない方も是非!!
本当にビックリしますよ!!!